村松友视の「时代屋の女房」は1982年上期の第87回直木赏を受赏しています。前年には、つかこうへいの「蒲田行进曲」が受赏しており、なにか80年代の时代を感じる本です。ストーリー自体は东京都品川区の大井町駅に近い大井三つ又交差点にある古道具屋が舞台になっています。映画は「时代屋」という骨董店を営む渡瀬恒彦が演じる「安さん」と、夏目雅子が演じる「时代屋の女房、真弓」が、俗に言う「涙と笑いのストーリー」を演じており、それに加えて津川雅彦が女たらしの吃茶店マスターをやっていて、なかなかいい演技をしています(この三人が络み合っていて、なかなかいいですね!)。映像も少し都心から离れた、寂れつつある大井町の町并みをよく表现していると思います。